VILLA 富士河口湖 AERO

鯉のぼりの階段

鯉のぼりの階段

木村英輝

キーヤンこと木村英輝氏はもともとロックの人だ。沢田研二の先輩で、ロックフェスティバルをプロデュースしていたが、60歳でいきなり絵描きに転じた。常識を超えた発想をするキーヤンの作品には目を見開かされる。

1階から3階まで結ぶAEROの階段には、臥した状態から力を解放して天上天下を駆け登っていく黄金の鯉たち。金と朱と藍。キーヤンならではのコントラストが素晴らしい。

鯉のぼりは日本独自の風習で、子どもの健やかな成長を願って家庭の庭先に飾るもの。昇鯉(しょうり)の階段という別名で、勝利の階段という意味も。キーヤンは鯉をドラゴンだと言う。

英語名は「Stairway to Heaven」とした。きっと耳の奥にバックグラウンドミュージックとして、レッド・ツェッペリンのあのジミー・ページのギターが鳴り響くお客様もいるはずだ。

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